譲渡制限株式の法律相談Q&A

譲渡制限株式の法律知識

Q&A 6 譲渡制限株式と相続

質問

私が代表となり、共同で会社を経営していましたが、その共同経営者が突然亡くなりました。株式は、譲渡制限付きとなっています。できれば、私が、引き続き、会社を経営していきたいのですが、どのようにしたらよいでしょうか。

回答

できれば、相続人から、相続した株式を買取りたいものです。

そこで、会社法で、新たに、相続人等に対する売渡請求に関する規定が設けられました。

従前、譲渡制限株式の譲渡制限は、売買などの特定承継にのみ適用され、相続などの包括承継には適用がないと解されていましたが、同族会社において会社の支配権をめぐる状況は同様であることから、必要性が認められ、新たに創設されたものです。

定款に、そのような定めがあれば、相続人の合意が得られなくても、最終的には、裁判所の決定した価額で、その保有する株式を強制的に取得することができます。 ただし、会社が買取人を指定することはできません。

会社は、相続人に対して売渡請求をしない場合は、相続人を株主として扱わなければなりません。

相続人に対する売渡請求の手続きは、譲渡承認を行なわない会社による買取りに関する規定とほぼ同じとなっています。

なお、会社の財源の規制がありますので、注意が必要です。


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