譲渡制限株式の法律相談Q&A

譲渡制限株式の法律知識

Q&A 2 譲渡制限株式の買取り請求

質問

父が、兄(私の叔父)と一緒にやっていた会社がありますが、父が亡くなり、私は、その会社の経営には関与していませんので、これを現金化したいと思います。どうすればよいですか。

回答

株主は、株式について譲渡制限がない場合は、これを譲渡して換金することができます。

譲渡制限株式の場合にも、株主の投下資本の回収は保証されています。

会社法上、譲渡制限株式の株主が、株式を譲渡しようとする場合、売主は、会社に対して譲渡を承認するか、会社による買取り又は買取人を指定するか選択を迫ることができます。会社はこれに対して何もしないと承諾したとみなされる場合がありますし、買取人を指定した場合には、その買取人の通知により売買契約が成立します。

会社または買取人は買取る旨の通知をし、会社の純資産から算定される金額を供託しなければなりません。

売買価格について、当事者間で合意できないときは、当事者又は会社の申立により裁判所が、一切の事情を考慮して売買価格を定めます。その際、株式の評価の基準については議論があります。

譲渡制限株式について譲渡が行なわれ、それにつき会社の承認がない場合でも、譲渡は当事者間では有効と解されています。それゆえ、買主からも上記のように会社の承認を求めることができます。


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